水平君について

billiardsのタップを交換する作業で先角(さきづの)の水平出しが有りますが
一般的なカッターで刃を立てて使用すると平面出しはできます。
しかしながらキューに対して水平(垂直・平行)の観点では簡単には出ません。
カッターで平面を出した後、旋盤で回してみると明らかに出ていない事が多数ありました。

もっと簡単にお手軽に使えるToolはないかと思い、探しましたが精度が良くありません。

このToolは水平に精度を求めて製作しました。
現在のところ、余計なくぼみなどを作らないで簡単に水平を出せる安価で唯一の道具です。

最新情報

現在の最新バージョンは5.1です。
5.1では直接先角と当たる箇所に樹脂材を入れる仕様としました。
押さえのバネ機構部の内側にも樹脂材を入れ、大幅に耐久性が向上しました。

調整シムを入れると細い径にも対応できます。

組み立て後

カッター刃はキットには含まれておりません

お届け時

カッター刃はキットには含まれておりません

プラスドライバーで組み立てます

調整シムを同梱しております
識別用に赤いドットが有ります

差し込み部仕様

角を保護するために樹脂を使用しています

画像は調整シムを装着した様子です
追加する事によって11.0mm位まで細くてもカッターの刃がセンター付近まで到達し削れます


組み立て方法

注意事項

  • カッターの刃を使います。危険ですので十分ご注意ください
  • 寒い環境下で使用しますと樹脂パーツが割れてしまいます
  • 改造などは行わないようにお願いします

カッターの刃を乗せてみます

ネジを入れていきます
この時はまだゆるゆるです
カッターの刃が落ちない程度

バネ機構部をはめ込みます
※お届け時に樹脂パーツが少し伸びています
はめ込むために無理に曲げますと割れる事が有りますのでご注意ください(暖かい環境で組み込んでください)

刃を含め、後で正常な位置に調整しますので緩くてOKです

ネジをすべて入れたら位置調整です

まず、バネ部を机などの水平なところで画像の様に立てて
ピタッとくっつけた状態でバネの2個のネジを締めます

L字樹脂パーツを入れます
この時はまだ刃がゆるゆるの状態です
刃で樹脂パーツを切らないように差し込んでください

この位置くらいまで入れます
(本体、中のポッチに当たるとこまで)

高さ調整シムが必要な先角が細い場合はここでシムを入れておきます

シムを抜くには刃のネジを緩めなくてはならないため
後で追加しても良いです

本体の刃が当る上側についているポッチに刃を押し付けながら5個のネジを締め込みます

以上で完成です
刃が切れなくなってきたら刃を折ってずらして使用します


歴代version

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